リサイクルは地球を救う。

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地球は今、泣いています。
産業廃棄物、不法投棄、増え続けるゴミ問題…
私達は知ることから始めなければいけません。

ゴミ問題。

ゴミ問題とは?

日本は1960年代から高度経済成長を遂げ、大量生産、大量消費社会時代を迎えました。この時期から企業や一般家庭からの出すゴミの量が急激に増加し、ゴミ問題が深刻になりました。

ゴミの量が増えた原因にはさまざまなものがありますが、耐久消費財の買い換えや使い捨て型の商品や容器の普及など、ライフスタイルの変化によるところが大きいです。

ゴミ(廃棄物)は大きく分類すると、工場や建設現場、農業施設などから出る「産業廃棄物」(産廃)と、それ以外の「一般廃棄物」(一廃)に分かれます。一般廃棄物は、家庭から出る「生活系ゴミ」、オフィスや飲食店などから出る「事業系ゴミ」、「し尿・生活雑排水」となっています。このうち、一般廃棄物の2004年度の排出量は5059万tで、これは国民1人1日当たり1086gのゴミを出している計算になるのです。
ごみ問題はこれからの世代にとってとても深刻です。お子様とごみ問題について考える事は、教育にも、コミュニケーションとしても良いものになるでしょう。近年の幼児教育はモンテッソーリというものが注目されています。

一般廃棄物は1990年度以降2004年度までほぼ年間5000万tで推移していますが、大量に生み出されるゴミを処理する処分場が不足しており、事態は深刻化しています。
特に、焼却されずに埋め立てされる一般廃棄物の最終処分場の残余年数は、2004年3月末で13.2年分しかないのです。
地方自治体では、ゴミの分別収集によってリサイクルを促進し、埋め立てるゴミの量を減らすなどの努力を行っています。

たとえば、1999年に「ゴミ非常事態宣言」を出した名古屋市では、ゴミの分別を強化し、リサイクルを進めるなどの取り組みの結果、かつては増加し続けていたゴミの量が、2006年には約7割にまで減少し、資源回収量は約2.5倍に増加しました。

一方、産業廃棄物については、2004年度の総排出量が前年度より600万t増加し、約4億1700万tでした。
そのうち汚泥の排出量が最も多く、約1億8831万tで全体の45.1%を占め、次いで、動物のふん尿が約8769万t(21.0%)、がれき類が約6250万t(15.0%)であり、これら3種類で全排出量の約8割を占めるのです。
また、最終処分量の残余年数は2004年4月現在で6.1年分しかなく、各地で不法投棄などの問題が相次ぎ、さらなる環境汚染の原因にもなっています。

産業廃棄物を減らすため、企業ではリサイクル設計の導入など、廃棄物の発生量自体を抑制するための取り組みを進めているのはもうご存知だと思います。
いかにゴミの排出を抑えるかは、資源の有効利用の上からも最終処分場確保の意味でも重要な課題です。政府は2000年に制定した「循環型社会形成推進基本法」の中で、廃棄物の発生抑制(リデュース=Reduce)、使用済み製品などの適正な再利用(リユース=Reuse)、そして最終的なリサイクル(Recycle)の3R(CM見たことありますね!)を重要施策に盛り込み、その中でも「リデュース」を優先課題としました。

また、リサイクルを推進するために、「容器包装リサイクル法」「家電リサイクル法」「建設リサイクル法」「食品リサイクル法」などを次々と制定し、ゴミ問題の解決に向けて動き出しています。
しかし、ゴミの排出そのものを抑制(リデュース)することはできていませんので、依然として課題は多いのが現状です。

日本の廃棄物の量

ゴミの分別・捨てられるゴミ

各地方、自治体などによって違いがありますが、代表的なゴミの分別の種類を紹介してみましょう。

燃えるゴミ

これは私も勘違いしていたのですが、火をつけて燃えるもの全てが燃えるゴミではないのです。
燃やしてしまうと環境に影響を及ぼす可能性の高いものなどは、たとえ火をつけて燃えるものでも燃えるゴミと判断されないのだそうです。同じようにリサイクルが可能な製品はたとえ燃えるゴミであっても、資源ごみとして別に回収されることになります。

燃えないゴミ

燃えないゴミは最終的に埋めたてられる廃棄物であることがほとんどです。ですから物によっては何十年、いや何百年と土に還ることができないのです。
リサイクルできない、かといって燃やせない廃棄物はここに分別されることになります。

粗大ゴミ

同じ廃棄物でも大きい廃棄物は粗大ゴミという部類に入ります。これらは通常のゴミ回収車では回収できないような大きい廃棄物のことです。
処理の際、大抵の自治体では事前に電話連絡をいれ、粗大ゴミの回収が有料なところでは粗大ゴミのシールを事前に購入して貼り付け、自宅前においておきます。

ゴミの分別:捨てられないゴミ

現在では各自治体とも廃棄物のリサイクルや軽量化に力を入れているところが多く、資源としてリサイクルできるものについては出来るだけ別個に回収とリサイクルを行うようになってきましたねヽ(^∀^)ノ

資源ゴミ

ゴミのまま終わらせるのはもったいない、これからリサイクルすることによって再度資源として活用できる廃棄物です。
なお、ジュースの空き瓶などは資源ゴミですが、割れてしまった場合は燃えないゴミに分別します。資源ゴミの例は、新聞などの紙製品・ジュースなどのガラス瓶・アルミ缶などです。

ペットボトル

ペットボトルは、資源ゴミの中でも“回収されれば”かなりリサイクルにとって有効です。
その応用範囲も広く、通常の資源ゴミと別に回収する自治体も多いです。ただしポイ捨てされることも多く、その場合はずっと土に還らないので大変問題ですね

家電製品

家電リサイクル法というものが施行され、現在はテレビを始めとした4つの対象製品については通常の粗大ゴミとは区別されます。別途数千円の費用を支払って捨てなくてはならなくなりましたが、こうして回収した家電は別途リサイクルされるので、環境にはとても優しいことだと思います。家電リサイクル法の対象家電はテレビ・冷蔵庫・エアコン・洗濯機です。サイフには痛いですが…。

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Last update:2017/7/12

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